Challenge! 岡山県立岡山工業高等学校

自由な校風と伝統に培われた知識と技術が息づく

岡山県立岡山工業高等学校
情報技術科教諭 糸島 純平

学校紹介

校訓 誠実勤勉

 開校明治34年。
 誠実勤勉の校訓の下、多くの若者が学び、巣立ち、社会のあらゆる分野で活躍してきました。工業技術の習得と常にその先を探求する熱き若者の心が激動の明治・大正・昭和・平成の時代を生き抜き、今日の社会を築き上げてきました。
 そして今、工の伝統を守りつつ、新世紀の挑戦が始まっています。
 ここには創造性を大切にする自由な校風と、120年の歴史と伝統に培われた知識と技術が息づいています。

魅力

①緑の多い広大な敷地に、充実した施設・設備がある
②岡山駅から近く、交通のアクセスが良い
③7科それぞれに、特色ある実習系の授業がある
④将来に役立つ多くの資格を取得できる
⑤就職求人数が多く、正社員への就職率が高い
⑥各科の専門性を活かした進学率が高い

情報技術科

 情報技術科では、電気・電子の基礎からハードウェア、ソフトウェアおよびコンピュータシステムや通信技術について、実験・実習を交えて学びます。将来IT関連分野で活躍する創造力豊かな技術者の育成を目指しています。

電気基礎
 電気に関する基礎を学ぶ

電子回路
 ダイオード、トランジスタ、ICなど電子回路素子や、それらを使った各種回路について学ぶ

ハードウェア技術
 コンピュータシステムを構成する各種装置やデータ表現など、ハードウェアに関する知識やコンピュータ制御について学ぶ

プログラミング技術
 コンピュータのプログラミングについての基礎を学ぶ

コンピュータシステム技術
 コンピュータの有効活用に関する利用例を学び、目的に応じたコンピュータシステムの開発ができる技術を学ぶ

工事担任者

 2年生の取得希望の9人が今回の第二級デジタル通信を受験することになりました。
 2年生は授業で選択実習という自分が取得したい資格を勉強する授業があります。
出願はネットでの申し込みなので、今の学生にとっては簡単に申し込みができます。また受験日も受験者で決定できるため、友人同士で日程を決め勉強のペースを合わせることが可能でそういった意味でも受験しやすい資格になっています。
 10月一週目から毎日放課後の時間を使い過去問を解いていました。第二級デジタル通信の試験は基礎、技術、法規と3科目あるため各週の(月)-(木)曜日を使い1科目を4日間実習し週が変わると次の科目に進むというやり方を実施していました。
 基礎に関しては高校生の授業で習う電気の知識の内容が多いので生徒も比較的すんなりと解いている印象でした。わからないところや間違えたところはテキストを参照し友人同士で教えあいながら毎日の補修をしていました。
 11月後半では、各科目を一通り実施でき合格点の60点以上取る生徒もでてきました。そこからは毎日、過去問を放課後渡し各自、自宅でやるか学校で補修をするかの2択で別れて勉強を開始しました。少しずつではあるが合格点に近づく生徒がだんだん増えてきました。得意な科目、苦手な科目がそれぞれあるので苦手科目を中心に過去問を引き続き実施しています。2年生はこの時期修学旅行等あるのでなかなか勉強時間を確保するのは難しくもありながら生徒は一生懸命頑張っています。