令和4年度「電波の日・情報通信月間」表彰

 総務省は、情報通信の発展に貢献した個人及び団体に対し、毎年「電波の日・情報通信月間」において表彰を行っています。令和4年度は、(一財)日本データ通信協会の事業に関係する分野において下記の高等学校2校がこの栄誉に輝きました。

 ・北海道函館工業高等学校
 ・長崎県立佐世保工業高等学校

受賞校の校長先生より喜びの声をいただきましたので、皆様にご紹介します。

■北海道地区(北海道総合通信局長表彰)
 北海道函館工業高等学校

 多年にわたり、情報通信技術の教育に尽力し、工事担任者の養成に努められ、数多くの有資格者を輩出するなど、情報通信人材の育成に多大な貢献をされました。

【受賞者の一言】

 この度は、令和4年度「電波の日・情報通信月間」にて、北海道総合通信局長賞をいただき、大変光栄に存じます。これまで継続して行ってきた工事担任者取得等への取り組みが評価され、このような受賞に至ったことに心から感謝しております。
 本校は、生徒数減に伴う学科再編で令和2年度に電気科と情報技術科が統合し、電気情報工学科となりました。現在もこの取り組みを継続することが、生徒達の国家資格取得への意識を高め、進路実現に向け大きく成長する契機となっております。
 今後も変化し続ける社会の中で、学ぶべき技術も高度化・多様化していきますが、本校としては、技術者として社会に貢献できる人材の育成に努めて参ります。今後とも関係する皆様方のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
(北海道函館工業高等学校 学校長 伊藤良平様)

■九州地区(九州総合通信局長表彰)
 長崎県立佐世保工業高等学校

 長年にわたり学校教育を通じ情報通信社会を担う工事担任者の育成及び輩出に尽力し、広く電気通信の発展に多大な貢献をされました。

【受賞者の一言】

 この度の「電波の日・情報通信月間」において、九州総合通信局長表彰を受賞できましたこと、大変嬉しく思っております。また、このような機会を与えていただきました関係機関の皆様にも心から感謝いたします。
 さて、情報化社会が進み、インターネットでの情報発信や情報を活用する機会が急速なペースで増加しており、通信技術の必要性と価値も年々高くなってきております。本校では、ものづくりを通して社会貢献できる人材の育成を目指した教育をしており、通信に関わる教育の一環として工事担任者試験に積極的に取り組んでまいりました。この資格に挑戦するということがきっかけで通信技術について興味関心を持ち、卒業後に通信に関わる仕事に就職する生徒も多くいます。これからも生徒の可能性を広げることができるよう指導して参ります。
(長崎県立佐世保工業高等学校 学校長 山口朋之様)