転送状況 2011.12.08

転送状況11/21~12/04

チェーンメールの転送数は先週末に若干増加しましたが現在は、落ち着いています。

目立ったチェーンメールは、不幸系の「智恵という女の子がいました」「親友のりんちゃんに裏切られた」「恋人が失踪・PAmw-B38」など、以下に紹介するクリスマス関連のメールも相変わらず流行しているようです。
チェーンメールは送っても送らなくても誰にも分かりませんし、何も起こりません。気にせず安心して削除してください。

幸福・不幸(の手紙)系:冬のHAPPYMAIL』

以前紹介した『幸福・不幸系:ハッピーメール』 、「人を好きって気持ちは~」、「愛されメール?」 など同様に、転送すれば良いことが起こり、転送しなければ不幸になるという典型的なチェーンメールです。

こういったチェーンメールがなぜこれほど種類があり、なくならないかといえば3つのポイントがあります。

まず、共通しているのは、「HAPPYMAIL」「このメールを送られるあなたはラッキー」など、そもそも「迷惑な」チェーンメールにも関わらず、逆にチェーンメールを受け取る人が「幸運」で「選ばれた人」など"良い"印象に錯覚させていることです。

2つ目に、受け取った後のメールについても、「良いメール・ラッキーなメール」だからと罪悪感なく転送してしまうことにも繋がります。
恐怖系メールの場合、身近な本当の友人に対しては内容の凄惨さから友達を無くす恐れがあり、メールを回すことが出来ない人も、これならば「良いこと」なので躊躇せずに送ることが出来るという訳です。

3つ目に転送しなかった場合のペナルティーは「期間を長く、あいまいに」設定していることです。
メールを回さなかった以後、これから起こる全ての悪いこと、ツイテない出来事もすべてチェーンメールのせい、という訳です。
こういった「おまじない行為」を本気で信じて実行している人は少ないと思いますが、「もし本当だったら」「万が一当たればいい」位に思う人はいるでしょう。
転送する、しないを比べてみればどちらを選ぶかは明白です。

5人にメールを送る=願いが叶う
メールを送らない=予期せぬ事が起こる(死ぬ可能性有り)

メールを回してしまえば良いことばかりで、さらに「指示に従わなかった際のペナルティー」からも逃れることが出来ます。送った相手側の迷惑を考えなければ。

チェーンメールは、不特定多数に無制限に不確かな情報を広げてしまう欠陥のある有害な伝達手段です。どんな内容であったとしても「このメールを回して」という転送を促す内容のメールを送ってはいけません。
また、良いことが起こる、悪い目にあうなどと記載があっても、だまされないでください。
チェーンメールは受け取った人に転送させることを目的としているため、回さないと不幸になるとか、メールを止めた人を機械で突き止めるなど書いていますが、もちろん全部おどかしているだけです。メールを受け取ってしまった時は、止める・削除するようにしましょう。

考えよう家族みんなでスマホのルール

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