セミナー『個人情報保護法 2020年改正のポイント』をオンラインで開催

講師の英知法律事務所 森亮二弁護士

 去る2020年7月30日(木)、電気通信事業者やPマーク取得事業者の皆様を対象としたセミナー『個人情報保護法 2020年改正のポイント』を、日本データ通信協会で初めての試みであるウェビナー形式で開催しました。

 日本データ通信協会の個人情報保護推進センターでは、毎年春から夏にかけて、個人情報保護に関する最新の動向をお伝えする事業者様向けセミナーを全国各地で開催し好評を博してきましたが、今年は新型コロナウイルスの影響で計画していた教室形式のセミナー開催はいったんすべて白紙となってしまいました。 

 そうした状況下に開催された本セミナーでは、個人情報保護、電子商取引、独占禁止法など多方面の法務に明るい英知法律事務所の森亮二弁護士に演題にお立ちいただきました。

 東京巣鴨の日本データ通信協会会議室から、Webを用いたテレビ会議システムを介して講演を行う、いわゆる“ウェビナー”で実施し、全国から300名を超える多数の聴衆の皆様が参加されました。

 個人情報保護法は2017年の改正において3年に1度の見直しが定められ、本年はその改正の年に当たります。インターネットやスマートフォンなど電気通信機器やサービスが普及し、消費者の誰もが当たり前に活用するになるにつれ、ビジネスシーンにおける個人情報の活用も複雑かつ巧妙さを増しています。こうした状況を受けて改正個人情報保護法に盛り込まれることになった新しい規定のうち、特に事業者の義務に関連するものについて、改正の背景を含めて森先生に分かりやすくお話しいただきました。

スタジオはアクリル板で新型コロナウイルス感染対策を実施

 資料の画面への投影、森先生の音声ともども十分なクオリティを確保でき、会場にお集まりいただく従来のセミナーに比べて遜色ない情報提供ができたのではないかと考えています。

講演中の森亮二弁護士

 新型コロナウイルスの拡大が続く中、日本データ通信協会ではウェビナーを含めた様々な方法で情報発信を続けていきたいと考えています。またの機会には、ぜひご参加をご検討ください。

(文責:『日本データ通信』編集部)