転送状況 2011.04.06

転送状況03/21~04/03

震災後から増えていたチェーンメールは今週に入り数が落ち着き、転送数は減っています。

転送されてくるチェーンメールの内容も震災関連メールは少なくなっており、今週目立つのは『幸福・不幸(の手紙)系:親友のりんちゃんに裏切られた』『幸福・不幸系:智恵という女の子がいました』と募集系の『テレビ番組の企画7(世界の果てまでイッテQ!)』などです。

今後また、震災関連チェーンメールが増える恐れもありますが、どんな内容であれ、誰かに転送を呼びかけるメールはすべてチェーンメールです。不確かな情報をうのみにして拡散すれば、あなたが送ったメールのせいで誰かが不安になったり、迷惑を被る人がたくさんでることになります。どんな内容であれ、「誰かに送って」「拡散希望」など記載されたメールを受け取ったときは、それがチェーンメールであると認識し、転送や書き込みなどはやめるようにしましょう。

募集系:東日本大震災に関連するチェーンメール4』

i.「節電関連(東北電力)」に関しては、関西電力や中国・中部電力などのものと同様に、東北電力あるいはその関係者から節電の呼びかけを行っているように記載されていますが、電力会社からチェーンメールを送ることはありません。 "適切な"節電自体は良いことですが、それをチェーンメールで回すことは迷惑行為です。内容がいいからといって手段が悪ければ意味がありません。節電の呼びかけをする前に、一瞬で伝播してしまうメールやネットの書き込みにおいて情報を発信する際に、まず真偽を確かめるなどの慎重さが必要です。

j.「ランドセル募集」については、善意の呼びかけでもチェーンメールは回さないでください。 主催者ではなく、活動に共感した人が勝手にチェーンメールとして誰かに呼びかけている場合がありますが、せっかくの善行も、関係者へ問い合わせが殺到したり、許容量以上の物資(ランドセル)が届く、募集が終了してもその事実が伝わらないなど、結局は主催者へ多大な迷惑をかけることになります。

また、②のメールに関して、現在(4/6時点)赤十字ではランドセル寄付の募集はしておりません。

救援物資や義援金の寄付は、あなたの善意が無駄にならないように信頼のおける機関へ行うようにしましょう。

幸福・不幸(の手紙)系:日本5大都市チェーンメール』

回さないと怖いことが起こるという、不幸系のチェーンメールです。
震災メールが落ち着き、最近は様々な不幸系メールが流行しています。どのメールも、受けとった人に転送させようと色々な"怖がらせ"の内容を含んでいますが、もちろん転送しなくても何も起こりませんので安心してください。

チェーンメールにはよく「このメールはチェーンメールではありません」とか逆に「本当のチェーンメールです」とか記載されてありますが、相手にしないようにしましょう。
どんな内容でも誰かに送れと記載のあるメールは全てチェーンメールであり、迷惑メールです。受け取った時は誰かに回さず、あなたのところで止めてください。

考えよう家族みんなでスマホのルール

ページの最初へ移動