転送状況 2007.05.25

 連休後一週間が経ち、転送数は減少しています。

 最近、転送されたチェーンメールの中に、個人サイトのURLやポイント獲得のための友達紹介用URLを含むチェーンメールがありました。これは出会い系やアダルト系サイトの宣伝業者だけではなく、意図的に個人の宣伝手段としてチェーンメールが利用されているものです。

 また、それとは逆に、転送したチェーンメールに自分の署名(またはヘッダ)として自HPのURLやメールアドレスなどが含まれたまま次々と転送され、自分の知らないところで不特定多数に閲覧されていることもあります。自分の手を離れたメールは回収不可能で修正も出来ませんので、メールを送信する際にはそういったリスクを忘れないようにしてください。

その他:チェーンメール防止をよびかけるチェーンメール』

【例1】

【例2】

 チェーンメールの転送防止を呼びかけるチェーンメールです。

 以前にも紹介しましたが、たとえ善意の呼びかけであっても、「誰かに転送を促すメール」はすべてチェーンメールです。
メールを送るという行為には、転送であっても送信した人に責任があります。メールを送る前にその内容が本当かどうか、確認もせずに転送するのは無責任なことです。また送る相手に、勝手な転送を押し付けるのは明らかな迷惑行為です。

 こういったチェーンメールは意図的に受信者の善意に付け込むことを目的に作られた場合が多いですが、もし仮に、このチェーンメールが本当にチェーンメールを止めたいと考えて作成されたとしても、同じ手段を使ってしまっては、全く説得力もなく、意味がありません。
また、このような呼びかけを不特定多数へ行うのはあまり有効であるとは思えません。このような内容ではチェーンメールの実態や転送してはいけない理由の根拠に欠けますし、チェーンメールを回す人に対して、十分に納得できる理由にはなっていません。加えて、もちろん転送せずに削除する人もいるわけですから、その人たちにとっては当たり前のことをわざわざ念押しされ、余計なお世話になることでしょう。自分にチェーンメールを送ってきた友達に対して注意を促す場合であっても、自分の言葉で送る方が良いのは言うまでもありません。

サンプルとしてチェーンメールの内容を載せていますが、大部分を省略し、画像としています。

これは、テキスト形式で全文を紹介した場合、そのまま誰かに悪用され、新たなチェーンメールとなることを防ぐためです。

考えよう家族みんなでスマホのルール

ページの最初へ移動