タイムビジネス用語集

カ行

コモンビュー
遠隔地の原子時計の時刻比較方式。国際間の原子時計の時刻比較手段として用いられている。

サ行

時刻監査
対象となる装置の時刻を監視し、標準時とのズレを検査すること
時刻監査局
時刻監査サービスを行う機関
時刻監査サービス
サーバ時刻の監査・証明も行うサービス
時刻同期
基準となる時刻に対象装置の時刻を合わせること
時刻認証
対象となる装置の時刻が標準時に対して一定の誤差の範囲内にあることを証明すること
シンプルプロトコル Simple Protocol
独立トークン方式の一種で、データのハッシュ値に時刻情報等を添付して電子署名(タイムスタンプ)を生成する方式。RFC3161で標準化されている ⇔ リンクトークン方式

タ行

タイムスタンプ Time Stamp
信頼の置ける時刻と文書などのデジタル情報に対し、変更、改ざんがあったかどうかを検知できる情報もしくはそれを指し示す情報を付与し、それ以降、内容や時刻に変更・改ざんがあったかどうかを証明する技術
タイムスタンプ局
Time-Stamping Authority →TSA
タイムスタンプサービス
Time-Stamp Service。情報が時間軸上におけるある特定の点より以前に存在していたことを第三者に証明するサービス
タイムスタンプトークン
Time-Stamp Token →TST
長波JJY
独立行政法人情報通信研究機構(旧通信総合研究所)が行っている標準電波による時刻配信サービス
テレフォンJJY
Telephone-JJY →Tel-JJY
独立トークン方式 Independent Token
他のタイムスタンプトークンに含まれる情報を用いずにタイムスタンプトークンを生成する方式。独立トークン方式には、電子署名を用いたシンプルプロトコルの他、メッセージ認証コード(MAC)を用いた方式、アーカイブを用いた方式がある。ISO/IEC18014で標準化されている。⇔リンクトークン方式
トレーサビリティ Traceability
TBFガイドラインでは時刻のトレーサビリティを指す。国家標準時刻への校正情報の取得が可能なこと。時刻認証で使われる時計の誤差に関して、その親時計、さらにその親時計とたどっていき最後にオーソライズされたNTAにたどれること

ナ行

日本標準時
→JST

ハ行

ハードウエアセキュリティモジュール
Hardwere Security Module → HSM
ハッシュ関数
Hash Function。元の平文からメッセージダイジェストを作成する関数。元の平文の1ビットが変化しただけで、メッセージダイジェストの大半のビットが変化する。MD5、SHA-1などがある
標準時配信サービス
高精度で高信頼の時刻を必要としている企業に信頼できる標準時を配信するサービス。標準電波等により提供される時刻情報の配信のみ行う「受信型」サービスと、国家時刻標準機関等から標準時の配信を受け、その標準時のトレーサビリティを維持しつつ標準時配信を行うとともにサーバ時刻の監査・証明も行う「証明型」サービスがある
標準時配信局
Time Authority →TA

ラ行

リポジトリ Repository
証明書に関する情報を保管したり配布したりするオンラインデータベース。リンキングプロトコル Linking Protocol →リンクトークン方式
リンクトークン方式 Linked Token
リンキングプロトコルまたは連鎖型プロトコル。他のタイムスタンプトークンに含まれる情報を用いてタイムスタンプトークンを生成する方式。タイムスタンプを時系列的に結びつける連鎖情報を利用する。ISO/IEC18014で標準化されている。⇔独立トークン方式
連鎖型プロトコル
→リンクトークン方式
ログ Log
情報システムの機器の稼動状況と利用状況を記録した履歴情報。システムログとアクセスログがある。また、セキュリティ監査に用いるログを監査ログという

A-G

AutoKey
NTPにおける認証方法。PKIを利用した相手認証・鍵交換、メッセージの改ざん検出等が可能
CA
Certification Authority。認証局。PKIにおける公開鍵証明書を発行する機関
FIPS 140-2
Federal Information Processing Standard 140-2 。米国NISTが策定した暗号モジュールに関するセキュリティ認定基準。最低レベル1から最高レベル4まである
GGTTS
The Group on GPS Time Transfer Standards 。コモンビュー方式における時刻比較用データフォーマット
GMT
Greenwich mean time 。グリニッジ標準時。英国グリニッジを通る子午線上にて太陽が南中する時刻を正午とする時系。1967年までは世界の標準時系として使われていた
GPS
Global Positioning System。グローバルポジショニングシステム。人工衛星と各機器の正確な時間を利用して、地球上どこにいても現在位置を正確に割り出す測位システム

H-O

HSM
Hardwere Security Module。ハードウエアセキュリティモジュール。物理的に暗号モジュール等の機密性を保護する装置。分解したり、衝撃を加えたりすると装置内のデータが消失する仕掛けになっているものや、温度変化や気圧の変化を検出するものもある
IETF
Internet Engineering Task Force。インターネットで使用されるプロトコルを決定するための民間主導の標準化団体。IETFからRFC番号がつけられて公表された規格は、実質的に世界標準規格である
ISO/IEC 13888
International Organization for Standardization/International Electrotechnical Commission 13888。電子文書の送受信証明を行うためのプロトコルを規定。特定のデータが特定時刻に存在したことを証明するタイムスタンププロトコルも、その中の1つに含まれている
ISO/IEC 14516
International Organization for Standardization/International Electrotechnical Commission 14516。電子認証、電子公証、タイムスタンプ、暗号機能の鍵管理など、TTP(信頼できる第三者)によるサービスに対しての利用と管理の規定
ISO/IEC 18014
International Organization for Standardization/International Electrotechnical Commission 18014。タイムスタンプサービスに関する国際標準。Part 1: Framework、Part 2: Mechanisms producing independent tokens(独立トークン方式)、Part 3: Mechanisms producing linked tokens(リンクトークン方式)の3部構成をとっている
JST
Japan Standard Time。日本標準時。独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が生成・維持・供給している。UTCに対して9時間進んでいる
Local-TSS
Local Time Stamp Server。当事者間の信頼関係において有効なタイムスタンプトークン(Local-Stamp)を発行するタイムスタンプサーバ
NICT
National Institute of Information and Communications Technology。独立行政法人情報通信研究機構(旧通信総合研究所)。日本標準時を生成・維持・供給している機関
NIST
National Institute of Standards and Technology。米国商務省標準技術研究所。米国の標準時を生成・維持・供給している機関
NTA
National Time Authority。国家時刻標準機関。各時刻認証局に対して標準時の時刻情報を供給する国家的機関
NTP
Network Time Protocol。ネットワークタイムプロトコル。インターネットにつながれたコンピュータの時刻を同期させるための手順
OATS
Order Audit Trail System注文監視追跡システム。米国証券取引市場における、時刻についてのルール。あらゆるコンピュータシステムやタイムスタンプ装置はNISTの原子時計に対して3秒以内で同期していなければならない、としている

P-R

PKC
Public-Key Certificate。公開鍵証明書
PKI
Public Key Infrastructure。公開鍵暗号基盤。公開鍵暗号技術と電子署名を使って、インターネットで安全な通信ができるようにするための環境のこと
Public-TSS
Public Time Stamp Server。第三者に対する証拠能力を有するタイムスタンプトークン(Public-Stamp)を生成するタイムスタンプサーバ。信頼できる時刻ソースを用い、セキュリティの確保された環境で運用される必要がある
RFC2630
Request For Comment 2630。IETFが策定したCryptographic Message Syntax(CMS)を規定した文書。RFC3161において、CMSはタイムスタンプトークンのフォーマットである
RFC3161
Request For Comment 3161。IETFが策定したPKIを利用したタイムスタンプ(シンプルプロトコル)のプロトコルフォーマットを規定した文書。SNTP Simple Network Time Protocol NTPの階層構造を簡素化したもの。NTPと互換性がある

T-Z

TAA
Time Assessment Authority。標準時配信局。時刻関連事業者に標準時に基づく時刻の配信を行い、時刻関連事業者の時刻を認定する機関
TAI
International Atomic Time。国際原子時。1958年1月1日0時0分0秒を原点とした、世界各地の原子時計のデータをもとにBIPMが合成する時刻
Tel-JJY
Telephone-JJY。テレフォンJJY。独立行政法人情報通信研究機構(旧通信総合研究所)が行っている電話回線経由の時刻配信サービス
TSA
Time-Stamping Authority。タイムスタンプ局。タイムスタンプサービスを提供し、第三者機関としてタイムスタンプ記録を発行、検証するサービスプロバイダ
TST
Time-Stamp Token。タイムスタンプトークン。信頼の置ける時刻と文書などのデジタル情報に対し、変更、改ざんがあったかどうかを検知できる情報。もしくはそれを指し示す情報。デジタル情報のハッシュデータに時刻情報等を付与し、電子署名として発行する。タイムスタンプトークンには独立トークンとリンクトークンの二種類が存在し、それぞれISO/IEC18014-2,3に規定されている
TSU
Time-Stamp Unit。タイムスタンプユニット。タイムスタンプトークンを生成・発行する装置
TTP
Trusted Third Party。特定のサービスを提供する、信頼できる第三者
UTC
Coordinated Universal Time。協定世界時。現在全世界で公式に採用されている原子時系。UTCは実時間では生成できず、各国の国家時刻標準機関が生成する協定世界時を基に国際相互比較し、後日それらのデータを集計し計算により決定される
VA
Validation Authority。検証機関。デジタル証明書の失効リストを集中管理して、証明書の有効性をチェックする機関
X.509
公開鍵インフラストラクチャ(PKI)のために必要な電子証明書の標準フォーマットを規定したITU-Tの勧告。ISO/IEC9594-8として国際標準化された

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