3 迷惑メールを予防するには
3-4 webフィルタリング
仕事はもちろん、ニュースや天気、路線検索、迷ったときのケータイナビなど、インターネットはパソコン・ケータイからいつでもどこでも利用できるため、毎日の生活に欠かせないものとなっています。しかし、ネットの情報の中には危険なものもたくさんあります。
ネットで犯罪被害にあった子供のほとんどがスマホから
ネットで子供を狙う犯罪は依然として高い水準で推移しています。
ＳＮＳやプロフィールサイトなどのコミュニティサイトでの子供の被害も目立ちます。コミュニティサイトに起因して被害に遭った子供のアクセス手段は、スマホが約90％で、90％以上がフィルタリングの設定をしていませんでした。（平成29年10月警察庁資料）
ネット利用の適切な管理は保護者の法律上の責務です
平成21年４月１日以降、いわゆる青少年インターネット環境整備法では、18歳未満の青少年のインターネット利用については、保護者が
フィルタリングなどを利用してインターネット利用を適切に管理するよ
う努めることが法律上の責務となっています。
インターネットの危険から子どもを守るため、「不便」、「仲間はずれ
になる」などと子どもから言われても、言われるままにフィルタリング
を解除するのは避けましょう。
見たくない情報、事前にブロック
インターネットを安心して使うために、出会い系・アダルト系サイトや違法な情報、薬物などの危険なサイトにつながらないようにする「Webフィルタリング」を利用しましょう。
「Webフィルタリング」にはパソコン、ケータイどちらにも対応したサービスがあります。
小さな子供向け用のサービス、家族みんなが使える「有害な情報のみをブロック」するサービスなど、利用者に応じて使い分けもできます。
webフィルタリングを利用するには？
＜パソコン＞
日本語によるフィルタリングが可能な市販ソフトウェアやサービスについて、インターネット協会ホームページにおいてまとめられています。詳しくは、こちらのページをご覧ください。
○日本語対応フィルタリング(新しいタブで開きます)【一般財団法人インターネット協会】
＜ケータイ／スマートフォン＞
iモード（ケータイ向け）
（小学生低学年向け）Web制限(新しいタブで開きます)
docomoの提供する一部サイトのみアクセスできる
（小学生高学年向け）キッズ iモードフィルタ(新しいタブで開きます)
グラビアサイトやコミュニティサイトなどの特定カテゴリを除いたiモードメニューサイトのみアクセスできる
（中学生・高校生向け）iモードフィルタ(新しいタブで開きます)
「アクセス制限されるカテゴリ」に該当するサイトを除いたiモードメニューサイトと一般サイトにアクセスできる
（追加申込み）アクセス制限カスタマイズ(新しいタブで開きます)
spモード（スマートフォン向け）
spモードフィルタカスタマイズ（追加申込み）(新しいタブで開きます)
（Androidスマートフォン向け）あんしんフィルター for au(新しいタブで開きます)
アプリの利用やインストール、Wi-Fi通信の利用を制限
（iPhone向け）あんしんフィルター for au(新しいタブで開きます)
利用に際し、事前にiPhoneの「機能制限」から「Safari」「AppStore」
の機能を制限するよう設定してください。
(小学生向け)Yahoo!きっず(新しいタブで開きます)
ソフトバンクの審査基準をクリアした公式サイトのみ閲覧が可能
(中学生向け)ウェブ利用制限(新しいタブで開きます)
アダルトサイトや出会い系サイト、コミュニティサイト（SNS、ブログ等）掲示板など、犯罪やトラブルの原因となりうる特定カテゴリのURLを指定し、アクセスを制限する（ブラックリスト方式）
(高校生向け)ウェブ利用制限（弱）、ウェブ利用制限（弱）プラス(新しいタブで開きます)
「ウェブ利用制限」の一部が緩和される
※プラスは（弱）設定に加え、Twitter関連サイトを閲覧できる。
フィルタリングの設定についての詳細はご利用中の携帯会社へお問い合わせください。
関連ページ
2-1 パソコンの対策：メールソフトやセキュリティソフトを利用した対策について
2-2 ケータイの対策：ケータイ会社が提供している迷惑メールフィルタリングについて
2-3 WEBメールの対策：フリーメールやプロバイダメールをweb上でご利用中の場合
2-4スマートフォンの対策：iPhoneやAndroidケータイをご利用中の場合
