2 迷惑メール防止方法
2-1 パソコンの対策
パソコンで迷惑メールをブロックするためには、主に3つの対策があります。
1. プロバイダの提供するフィルタリングサービスを利用
プロバイダのメールサーバ上で迷惑メール判定を行うもので、判定後の処理として2つのパターンがあります。
- フォルダ分けタイプ
- 迷惑メールフォルダなどに振り分けられて一定期間保留する
迷惑メールと判定したメールは、受信者に配信しないでプロバイダのサーバ上で別フォルダに振り分けて保留します。保留されたメールは、ウェブメールで確認できるので、正当なメールが迷惑メールと誤判定されていないか、定期的に確認が必要です。
- ラベリングタイプ
- パソコンのメールソフトで受信するときに、振り分けしやすいようにラベルを付加する
迷惑メールと判断したメールの件名部分に[SPAM] [meiwaku]などの迷惑メールを識別する文字を付け加えます。受信した時にユーザーが一目で迷惑メールと判断しやすく、メールソフトでキーワードを指定した振り分け機能を利用することで、迷惑メールを専用のフォルダに自動的に振り分けることもできます。
2. セキュリティソフトの迷惑メール対策機能を利用
セキュリティソフトのウイルス対策ツールの拡張版として、迷惑メール対策機能があります。
一部のセキュリティ会社では迷惑メール対策機能だけの製品も提供していますが、一般的にはインターネットセキュリティ製品の一機能となっています。
購入後、1年間のオンラインデータ更新を受けることができます。プロバイダのサービスの中には、これらのセキュリティソフト開発会社と提携して、同様のセキュリティ機能を月額料金で提供している場合もあります。
3. 迷惑メールブロック機能を持ったメールソフト・アドインソフトを利用
メールソフトを利用して、迷惑メールを受信トレイに残さず、自動的に別フォルダに振り分けることができます。必要なメールといらない迷惑メールの区別をつけて、快適にメールを利用しましょう。ご利用中のメールソフトによって操作方法が異なりますので、くわしくは以下のサイトをご覧ください。
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