1 迷惑メールの概要について
1-1-2 架空請求メール

知らないサイトから突然「情報料の請求」や「自宅まで回収しに行く」といった内容のメールが送られてくるケースが増えています。このようなメールを「架空請求メール」と呼び、お金をだましとろうとするメールを利用した詐欺の手口の一つです。

架空請求メールイメージ

まずはあわてず、落ち着いて

もちろん利用していない料金を支払う必要はありません。悪質な業者は、ケータイの製造番号を記載し、個人を特定しているかのように高圧的なメールを送り、受信者を不安な気持ちにさせて、連絡してくるのを待っています。あわてて返信や連絡をしてしまえば相手の思うつぼです。

相手はあなたを知りません

業者は適当なメールアドレスにランダムに送っているだけなので、必ずしもあなたの名前や住所が知られているわけではありません。払わなければ「自宅を調べて取り立てに行く」と書かれているものもありますが、たいていの場合、電話などで連絡をしない限り、住所を知っていることはありません。ご利用のプロバイダ名、IPアドレス、携帯の固体識別番号などの情報を表示しているものもありますが、これらの情報から住所を調べることはできませんので安心してください。携帯会社やご利用のプロバイダも、お客様の個人情報を厳重に管理しているので、第三者に住所を知らせることはありません。

もしもトラブルにまきこまれたら

連絡をしてしまい、メールや電話で何度も督促を受けたり、料金を払ってしまうなどの被害にあわれたときは、すぐに最寄りの消費生活センターや警察署にご相談ください。

Tips 困ったときは、すぐに相談

●参考サイト
全国の消費生活センター(国民生活センター)(新しいタブで開きます)
都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口等一覧(新しいタブで開きます)(警察庁)

●消費者ホットライン
電話:「188(嫌や!)」※平成27年7月1日より開始 旧番号0570-064-370
時間:接続先により受付時間が異なります。

まとめ

心当たりのない請求メールは無視が原則

連絡、返信しない

不安な時は最寄りの消費生活センターや警察署へ相談する

関連ページ

2-1 パソコンの対策

2-2 ケータイの対策

3-3 アドレスを使い分ける

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