転送状況 2007.06.22

◆チェーンメールに付加されたURLの危険性について

　当センターへ転送されるチェーンメールの中には、いわゆる「宣伝系」というHPや画像へのリンク先を意図するURL(http://～で始まるもの）が含まれるものがあります。こういったURLにはチェーンメールの文章を表示するものやホラー画像を表示するものなど、様々なHPへリンクされていますが、中にはアダルトサイトや出会い系サイトなど、怪しいサイトへ行き着く場合があります。このようなサイトを利用してしまうと、後になって料金請求など、不要なトラブルを招く恐れがありますので、絶対に利用や会員登録などしないようにしましょう。

　しかし困ったことに、一部のチェーンメールは、本文がURLのみといった、一見チェーンメールと分からないものもあります。この場合、そのURLをクリックし、アクセスした先に表示されたHPを見て初めて気づく訳ですから、どんなに気をつけていても、予防は難しくなります。また、チェーンメール自体が友達などの知り合いから送られるものなので、怪しい送信者が送りつけてくる迷惑メールよりも判断に迷うことがあるかもしれません。

　ですが、対処法にさえ気をつければ問題ありません。
出会い系やアダルト系サイトにアクセスしてしまった時でも、すぐに画面を閉じれば利用したとは言えません。別ページを開いたり、メールアドレスなどの登録、他のリンク先をたどって同様のHPへ行くなどしなければ被害に合うことは少なくなります。ウェブサイトを閲覧する際は十分気をつけ、安全に利用出来るようにしてください。

　アダルトサイトや出会い系サイトなどは、18歳未満の利用を禁止しています。アクセスしてしまい、トラブルに巻き込まれた時は、保護者に話し、最寄の消費者相談センターへ相談するようにしてください。

国民生活センター
【全国の消費生活センター】　https://www.kokusen.go.jp/map/