2024情報通信エンジニア更新研修テキストについて

2023情報通信エンジニア更新研修テキスト
テキストサンプル (PDF:6.9MB)

情報通信エンジニアの方は、ICESで電子テキストを利用できます。

情報通信エンジニア事務局

2024年更新研修テキストは、基本から最新の知識および技術を記載し、体系的な学習ができるようにするとともに、これまで作成してきた更新研修テキストの内容で重要なものについては繰り返し学習できるように、最新版に改訂して記載しています。本テキストは、以下のような内容で構成されています。

第Ⅰ部 総務省の取組

  • IPネットワーク設備委員会第二次報告(2023年2月)についてでは、2023年2月に取りまとめられた、仮想化技術等の進展を踏まえた電気通信設備に係る技術的条件について紹介しています。

第Ⅱ部 情報通信分野

⟨ネットワークの技術⟩
  • トランスポートプロトコルでは、TCP、UDP及びRTPに加え、近年ウェブアクセスで使用されつつあるQUIC、5Gモバイルネットワークで使用されるSCTPを解説しています。
  • アプリケーションプロトコルでは、ウェブサーバアクセスとウェブサービスに加え、電子メールのプロトコルについて解説しています。
  • 5G技術の最新動向では、5G通信サービスの導入に加え、5G SAコアネットワーク及びSLA保証型スライシングについて解説しています。
  • CATV技術の最新動向では、CATVの基本構成、デジタル放送の基本に加え、CATVのデジタル放送について解説しています。
  • 伝送技術の基本では、光アクセスネットワーク(PON)の概要、PON標準規格及びPONシステム技術仕様に加えて、次世代PON技術の標準化動向について解説しています。
  • コンピュータ技術の最新動向では、人工知能技術の歴史、人工知能と機械学習とディープラーニングの基礎に加え、人工知能技術の応用とその社会的影響などを解説しています。
⟨端末設備の技術⟩
  • 無線LANで使用される無線技術では、無線LANシステム及び無線LAN送受信機の概要に加え、IEEE 802.11の物理層仕様及び伝送技術の詳細について解説しています。
  • ローカル5Gによるネットワークシステムの構築技術では、ローカル5Gの概要、ローカル5Gのシステム構成、LLS型とAll-in-One型の事例を解説しています。
  • 5G/IoT等の技術の活用事例では、代表的な事例として、社会インフラ設備のメンテナンス高度化、エンターテイメント分野及び産業分野における事例を解説しています。
  • 通信機器の雷害対策及び故障事例では、雷、雷害及び接地の概要に加え、雷対策と雷による通信機器の故障事例を解説しています。
  • ホームネットワークの接続工事の技術では、FTTHサービス、宅内における接続の基本形態、より高度な接続形態、トラブルシューティング、ケーブル敷設時の一般的な留意事項及びブロードバンドルータの設定上の留意点などを解説しています。

第Ⅲ部 サイバーセキュリティ分野

  • サイバーセキュリティ対策では、セキュリティ脅威の傾向、侵入型ランサムウェア攻撃などの近年顕著化している攻撃手法とその対策、IoT及びテレワークのセキュリティ対策に加え、その他最近の動向としてEmotetのばらまき型メール攻撃を解説しています。
  • 無線LANセキュリティでは、WEP、WPA、WPA2及びWPA3の仕組みについて解説しています。

第Ⅳ部 設計・施工管理分野

  • 安全管理では、安全管理の基本的な考え方、人身事故の防止、設備事故などの防止、KY活動の一環である指差し呼称・KYT・現場KY及び労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)について解説しています。

本テキストの内容を充分に学習・理解され、名実ともに「情報通信エンジニア」としてご活躍されることを期待いたします。

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