迷惑メール対策

 

 

U.メールソフトの変更にあたって 〜引越し作業のポイント〜

 Vで、秀丸メールというメールソフトを使った、具体的なフォルダ作成や振り分け設定の例を示して、その後、迷惑メールへの対処方法を説明します。
 現在、Outlook Express等をご利用していて、これを機会に、他のメールソフトへの変更を考えられた方に、もっともストレスの無い方法をお知らせします。
 それは、一度に切り替えるのではなく、最初は両方を併用しながら、慣れた時点で切り替える方法です。

  1. 受信したメールをサーバに残す設定とする。

  2. 新たなメールソフトに、アカウントの設定を行う

  3. 各々のメールソフトで受信操作を行うと、同じメールが受信できます。

  4. メールの送信を行う場合は、従来どおり、OutlookExpressから行います。

  5. 新しいメールソフトに慣れたら、こちらから送信してみましょう。

  6. いつの間にかOutlook Expressを見ることも無くなっているでしょう。

 

1.受信したメールをサーバに残す設定とする。

 まず、受信メールについては、両方のメールソフトで受信できるようにします。

 そのための手順としては、以下のようになります。
ここでは、OutlookExpressを例として説明します。

OutlookExpress上で、
[ツール]〜[アカウント]〜[メール]タブ により、今、Outlook Expressに設定しているメールアカウントが表示されます。
複数のメールアカウントが表示される場合は、全てのアカウントについて、処理してください。

メールアカウントを選択して、 [プロパティ]〜[詳細設定]タブ
ここで、 [ サーバにメッセージのコピーを置く] にチェックする
      [サーバから削除する ○日後 ] のチェックを外す

【図2.1 サーバにメッセージを残す設定】

  フォルダ分けの例

 

▲ページTOPへ

2.新たなメールソフトに、アカウントの設定を行う

 こちらでは、期間を指定してメールをサーバに残す設定とします。

 この期間については、併用の期間中は2つのメールソフトを常時立ち上げるのであれば、それほど長い期間とする必要はありません。お使いのメールボックスの容量や、そのメールがWEBメールでも利用可能かといった条件にもよりますが、2〜3日間程度でよいでしょう。

  ちなみに、会社等と家で同じメールアカウントを使ったり、外出先からWEBメールを使いたい等の場合は、その利用状況に応じて、また、もちろんメールボックスの容量を勘案して、この期間を長くしておくようにします。

 サーバにメッセージを残す設定を忘れるとどうなるのでしょう?
 この場合、一方のメールソフトを使用して、メール受信をすると、その時点でサーバから消されてしまい、もう一方のメールソフトからは、それらのメールが受信できなくなってしまうのです。

  また、大切なことは、いずれかのメールソフトでは、「必ず期間を指定して削除する設定としておく」ことです。
そうしないと、メールソフトで受信しても、いつまでたっても、サーバ上のメールボックスは削除されないので、そのうちにパンクしてしまい、メールを受信できなくなってしまいます。

TIPS

メールボックスをクリアするにはどうすればいいでしょうか?

 メールを期間設定してサーバに残す使い方をしていて、メールボックスがあふれるようになった場合、まず、その原因を探る必要があります。ご利用のメールソフトにリモートメール機能が有る場合(例えば秀丸メールなど)、まずサーバのメールボックスの状況を確認します。
 そこから、

・慢性的な容量不足

・容量の大きな特異メール(群)起因の容量不足

 を判断し、前者であれば、保存期間の縮小、もしくは、容量増加とします。
後者であれば、その原因の排除とともに、暫定的に保存期間縮小で対処できるようであれば実施します。また、その容量の大きな特異メールをすでに秀丸メール側で受信している等の状況で、サーバから削除してもよければ、削除することで、暫定的な対処になります。

 

▲ページTOPへ

3.各々のメールソフトで受信操作を行うと、同じメールが受信できます。

 この状態で、新しいメールソフトのほうでは、フォルダ分けと振り分け設定の練習・準備を行います。

 

▲ページTOPへ

4.メールの送信を行う場合は、従来どおり、OutlookExpressから行います。

 OutlookExpressから送信したメールは、新しいメールソフト側では分かりません。
送信メールを一元化するため、送信する時に、自分宛にもBccをしておくといいでしょう。
新しいメールソフトでは、この自分宛のメールを送信済みフォルダに入れておきましょう。

 

▲ページTOPへ

5.新しいメールソフトに慣れたら、こちらから送信してみましょう。

 新しいメールソフトから送信したメールは、OutlookExpress側では分かりません。
送信メールについて、両方のメールソフトからパラパラ行うことは、データの一元化上も望ましくないので、慣れた時点で、送信は全て新しいメールソフトから行うようにします。

 

▲ページTOPへ

6.いつの間にかOutlook Expressを見ることも無くなっているでしょう。

 Outlook Expressで使っていた時の送受信メールを新しいメールソフトに移行することもできますが、そのままにしておいて、普段は新しいメールソフトのみ使用し、昔のメールを見たい時はOutlookExpressを起動する、という手もあります。

 新しいメールソフトに切り替えたら、デフォルトのメールソフトの設定を変更しておきましょう。

IEの場合
[ツール][インターネットオプション]
プログラムタブ[電子メール]のところで、新しいメールソフトを選択

 この状態まできた時は、Outlook Expressが前の設定のままだと、起動した時、最初にサーバに残してあるメールを受信するため余分な時間がかかります。設定を変更して、新たなメールを受信しないようにしておきましょう。余分なアカウント情報(受信サーバ情報)を消してしまう手もあります。

 

 次からは、今まで説明してきたことを、具体的なメールソフトを使いながら、実際に設定する方法を紹介します。

 

 

 

▲ページTOPへ

個人情報の取扱いについてリンク・著作権
Copyright © Japan Data Communications Association. ALL rights reserved.